鶏肉とシトロンコンフィのタジン風 クスクス添え |
ご飯を炊くのも面倒くさくてクスクス。
いつかこのタジンを作ろうと仕込んだまま忘れていたシトロンコンフィも冷蔵庫で発見したので念願の鶏肉とシトロンコンフィのタジン風を作ることにした。
シトロンコンフィとはレモンの塩漬け。
モロッコでは欠かせない常備菜、らしい。
レモン(もちろん無農薬で)に切込みを入れて塩に漬け密閉して2~3週間くらいから使えるらしいのだけれど私はすぐに使いたくて即席バージョンの3センチ程にスライスして2,3日の方法で漬けたのに、ああ漬けたのにそれから2ヶ月くらい放置してしまった。
お蔭様でカビも生えておらず、上のほうはドライレモンになっていたけれど下のほうはみずみずしかったので(本来そういうものらしい)私が食べる分には問題なし。
なんともいえないベルガモット的な芳香がしていました。
これと生姜でご飯を炊いたりもするらしい、美味しそう。
で、今回はタジン風。なるべく蒸したいのでルクルーゼで。
鶏もも肉のぶつ切り(骨付きが望ましい)の表面をオリーブオイルで焼いて玉ねぎ、シトロンコンフィの細切りと今回はキャベツを入れて蓋をして焦げないように蒸し煮。
全体が蒸されてくたっとなってきたらひたひたの水とすりおろし生姜大2、すりおろしにんにく少々、クミン、コリアンダーパウダー、カレー粉を小1くらいずつ入れて煮込む。マストスパイスはやっぱりクミンそしてジンジャー。生姜はもっといれてもいいかも。
仕上がる直前に生コリアンダー(香菜)をざく切りにしたものをどばっといれて出来上がり。
パンチが欲しい場合はアリッサ、はないのでかんずりを添えてもいいかも。
これが!!!!
久しぶりのヒット!百合根のスープ以来の衝撃!
塩味だってシトロンコンフィの塩気だけなのに、そして15分も煮込んでないのに、なんだか深い。レモンの風味が明らかに味のランクをあげている。
それでいて作り方は超カンタン、玉ねぎをじっくり炒める必要もないからカレーより簡単。クスクスもお湯をいれるだけだし30分あればつけ合わせのサラダまで作れちゃう。
恐るべしシトロンコンフィ。
これ白身魚にも合いそう。