がんもどきとじゃがいも、インゲンの煮物 |
近所に住む友人がまた2人この街を去ることになった。
一時は地元なんじゃないかと思うほど友人が住んでいたこの沿線。
結婚や新生活などでどんどん流出していってしまい、この2人でとうとう7人目!
残るは私もいれて4人となってしまいました。それにしても沢山いたね。
久しぶりに我が家に呼びました。暑い日に3人も集ったら暑苦しいかと心配だったけれど、逆に寒いくらいの日でした。もう秋。。。。
そして暑くてもひろうずを作ろうとしていた私は無謀でしたね。
ホント寒くて好かった。
ひろうず、ひりょうず、がんもどき。西ではがんもどきを飛竜頭ということを私はうどんすきで知りました。市販のものってなんだかパサパサしているときがあるし、これといった思い入れもないので自分で買ったことありません。しかも結構高いし。
でも野崎洋光の本で見てからずっと作りたいと思っていたのです、5年間くらい。
小さなじゃがいもとインゲンがあったのでじゃがいもを素揚げしてインゲンと煮ようと思った瞬間に、「がんもどきも作って煮よう」とひらめいた。
しかし今回は野崎レシピではなく辻調レシピでの海老入りがんもどき。野崎レシピだと鮭が入るんですねー。いずれにしてもせっかくの精進レシピが台無しです。
具は海老の他に黒きくらげと人参。ちなみにオリジナルレシピにはにんじんは入らず百合根がはいります。
豆腐を水切りして裏ごしして山芋、卵白をいれてよくすり鉢ですり、下ごしらえした具をいれて低めの温度でゆっくり揚げるだけ。豆腐の裏ごしが面倒なだけで、でもそんなに力もいらないのですこしだけ心に余裕があればすぐに作れます。
豆腐に山芋と卵白を入れてすり鉢ですっていくとなんともいえない質感、30歳をすぎたぽっちゃり型の女性(私です)二の腕のようなぷよぷよした感じになります。あの感じを体験したくてまた作ってしまいそう。
揚がったがんもどきは熱湯をかけて油ぬきをし、ちょっと甘めのお出汁で煮ました。
出汁を吸ったがんもどきは柔らかくて美味。
市販のものとは違う食べ物。あれ、なにがはいってあんなにしっかり固く仕上がっているのでしょうか。
お料理はこのがんもとじゃがいもとインゲンの煮物と、
豚肉と桃のロースト
オクラのすり流し風
マグロとアボカドのタルタル風
焼きなす
茗荷ご飯と茗荷のお味噌汁
セロリのナンプラー漬け
それにシャンパーニュのハーフと白とロゼ1本ずつ。
結構多めに作っちゃったと思ったけれどちゃんとなくなってちょっとうれしい。
なんだかんだで女子は食べるし飲みますな。